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墓じまいの手続きと費用を解説 改葬許可から供養先選びまで7ステップ

2026.04.25
終活

墓じまいの手続きと費用を解説 改葬許可から供養先選びまで7ステップ

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「遠方のお墓を管理し続けるのが難しくなった」「お墓を継ぐ人がいない」

こうした理由から、墓じまいを検討される方が増えています。

そもそも今は、100年ほど前から徐々に進んだ核家族化から家族の構成人数が小さくなり、それに伴いお墓が増え、その世代が亡くなり始めた時期です。言い換えれば日本の歴史上一番お墓が多くなった時期とも言えるでしょう。


墓じまいには行政手続きや関係者との調整など、さまざまなステップがあります。この記事では、墓じまいの手続きを7つのステップに分けて解説し、費用の目安や注意点をご紹介します。

 

■ 墓じまいとは?なぜ今増えているのか

墓じまいとは、今あるお墓を撤去し、遺骨を別の場所に移して供養し直すことをいいます。お墓の引越し(改葬)の一種です。

近年、墓じまいが増えている背景には、以下のような事情があります。

・少子高齢化・核家族化: お墓を継ぐ人がいない、後継者に負担をかけたくない

・遠方への転居: お墓参りに行けない距離に住んでいる

・おひとりさまの終活: 自分の代で整理しておきたい

・管理費の負担: 年間の管理料や修繕費がかさむ

厚生労働省の衛生行政報告例によると、改葬件数は年間約15万件(令和4年度)に上り、増加傾向にあります。

 

■ 墓じまいの手続き7ステップ

墓じまいの手続きは、大きく7つのステップに分けられます。全体の所要期間は2〜6ヶ月が目安です。

Step 1: 親族への相談・合意形成

墓じまいで最も大切な最初のステップは、親族への相談です。お墓は故人や家族にとって大切な場所ですので、独断で進めるとトラブルの原因になります。

・お墓の維持が難しくなった理由を丁寧に説明する

・新しい供養方法の希望を伝え、意見を聞く

・費用の分担についても事前に話し合っておく

親族が遠方に住んでいる場合は、手紙や電話で丁寧に説明するところから始めるとよいでしょう。

Step 2: 新しい供養先を決める

遺骨の行き先を決めることが、墓じまいの前提になります。主な選択肢:合祀墓(10〜30万円)、樹木葬(20〜80万円)、納骨堂(30〜150万円)、新しいお墓(100〜300万円)、海洋散骨(5〜50万円)、手元供養(1〜30万円)。

供養先が決まったら、受入証明書(または永代使用許可証)を発行してもらいます。

Step 3: 現在のお寺・墓地管理者に連絡する

現在のお墓がある寺院や霊園の管理者に墓じまいの意向を伝え、「埋蔵証明書」を発行してもらいます。寺院墓地の場合は住職に直接お話しするのが礼儀です。

【離檀料について】寺院墓地の場合、お布施として「離檀料」を求められることがあります(3万〜20万円程度が一般的)。法的義務ではありません。

Step 4: 改葬許可を申請する(行政手続き)

遺骨を別の場所に移す場合、「改葬許可証」が必要です。現在のお墓がある市区町村の役所に申請します。

必要書類: ①改葬許可申請書 ②埋蔵証明書 ③受入証明書 ④本人確認書類

費用: 無料〜数百円  処理期間: 1〜2週間程度

 

改葬許可申請の書類作成でお困りの方は、お気軽にリーガルライフエージェンシーにご相談ください。 行政書士が申請書類の作成をお手伝いします。初回相談は無料です。


Step 5: 閉眼供養(へいがんくよう)を行う

お墓から遺骨を取り出す前に、僧侶にお経をあげていただく「閉眼供養(魂抜き)」を行うのが一般的です。費用: お布施として3万〜10万円程度。

Step 6: 墓石の解体・撤去と遺骨の取り出し

石材店に依頼して墓石を解体・撤去し、遺骨を取り出します。費用: 1平方メートルあたり10〜15万円(一般的な1〜2平方メートルで10〜30万円程度)。

Step 7: 新しい供養先に納骨する

改葬許可証を新しい供養先に提出し、遺骨を納骨します。費用: 納骨料1〜5万円 + 開眼供養のお布施3〜5万円程度。

 


■ 墓じまいの費用はいくらかかる?内訳と総額の目安

墓じまいにかかる費用の総額の目安は30万〜200万円程度です。

費用内訳:

・新しい供養先: 10万〜300万円(選択肢による)

・墓石の解体・撤去: 10万〜30万円(広さによる)

・閉眼供養のお布施: 3万〜10万円

・離檀料: 3万〜20万円(寺院墓地の場合)

・改葬許可の手数料: 無料〜数百円

・行政書士への依頼費用: 5万円~20万円程度

 

【費用を抑えるポイント】

・供養先を合祀墓・海洋散骨にする(10〜30万円程度)

・補助金制度を確認する(一部自治体で実施。千葉県市川市では最大44万円)

・石材店の相見積もりを取る

・費用を親族で分担する

 

■ 墓じまいにかかる期間の目安

Step 1 親族への相談: 1〜3ヶ月

Step 2 供養先の決定: 2週間〜1ヶ月

Step 3 寺院・管理者への連絡: 2週間〜1ヶ月

Step 4 改葬許可の申請: 1〜2週間

Step 5 閉眼供養: 1日(日程調整に1〜2週間)

Step 6 墓石の解体・撤去: 1〜3日(手配に2〜4週間)

Step 7 新しい供養先に納骨: 1日

合計: 約2〜6ヶ月

 

■ 墓じまいでよくあるトラブルと対策

親族の反対

対策: 墓じまいは「新しい形で供養を続ける」ことだと丁寧に説明しましょう。新しい供養先の情報を具体的に示すと理解を得やすくなります。

高額な離檀料の請求

対策: 離檀料に法的な根拠はありません。高額な請求に困った場合は、弁護士への相談をおすすめします。

手続きの煩雑さ

対策: 改葬許可申請は行政書士に依頼できます。書類作成から申請まで代行しますので、ご負担を軽減できます。

 


■ 改葬許可申請の手続きを行政書士に依頼するメリット

行政書士に依頼するとよいケース:

・現在のお墓が遠方にあり、役所に出向くのが難しい

・遺骨が複数あり、申請が何件も必要になる

・書類の書き方や手続きの流れに不安がある

・墓地管理者とのやり取りに困っている

・改葬と同時に、遺言書の作成や死後事務委任契約も検討している

費用: 1件あたり15万円程度が目安。リーガルライフエージェンシーでは終活全般の総合サポートも提供しています。

 

■ おひとりさまの墓じまい 事前に準備しておくこと

・自分が亡くなった後のお墓の管理を誰に任せるか(死後事務委任契約の活用)

・新しい供養先として、管理が不要な方法(合祀墓・海洋散骨等)を検討する

・元気なうちに手続きを進めておく

おひとりさまの終活全般については「おひとりさまの終活でやることリスト」もご参照ください。

 

墓じまいの手続きや終活のご相談は、リーガルライフエージェンシーにお任せください。 改葬許可申請の代行から、遺言書の作成・身元保証・死後事務まで、終活全般をサポートしています。 土日祝日も午前9時〜午後6時まで対応。初回相談は無料です。

 

■ まとめ 墓じまいは計画的に進めましょう

墓じまいの手続きは、大きく7つのステップに分けられます。

① 親族への相談・合意形成

② 新しい供養先を決める

③ 現在のお寺・墓地管理者に連絡する

④ 改葬許可を申請する(行政手続き)

⑤ 閉眼供養を行う

⑥ 墓石の解体・撤去と遺骨の取り出し

⑦ 新しい供養先に納骨する

費用の総額は30万〜200万円程度で、供養先の選択によって大きく変わります。改葬許可申請などの行政手続きは行政書士に依頼することで、ご負担を軽減できます。

 


「手続きの進め方が分からない」「書類作成を手伝ってほしい」という方は、お気軽にご相談ください。 リーガルライフエージェンシーでは、相続・終活の専門家として年間500件超のご相談に対応しています。 土日祝日も午前9時〜午後6時まで対応。初回相談は無料です。