コラム
COLUMNお盆に想うこと。そして、これからの「整理」の話。
こんにちは。
行政書士法人Legal Life Agencyです。
残暑が続いておりますが、いかがおすごしでしょうか。
最近、大切なご友人を亡くしたこともあり、私にとってお盆は特別な期間となりました。
遠くにいるはずの友人が、少しだけ近くに来てくれているような、懐かしくも温かい、不思議な気持ちになるのです。
友人だけでなく、亡くなった祖父母や、戦死した義祖父など、今年は特に、さまざまな方に思いを馳せる時間となりました。
今年のお盆、皆さまはどのように過ごされましたか。
こうも暑い日が続くと、何かを始める気力も削がれてしまいますね。
無理に今すぐでなくても構いません。
少し涼しくなってきた頃に、「整理」を始めてみてはいかがでしょうか。
というのも、この暑さが落ち着くと、あっという間に年末を迎えてしまうからです。
9月から12月までの時間の流れの早さに、毎年驚かされる方も多いと思います。
「今年こそ」と思っていたことをそのままにせず、新しい年を迎えるためにも、身の回りや頭の中を少しずつ整えていくことが大切です。
ここからは、終活の観点も踏まえてお話しさせていただきます。
最近では、ネットバンキングをご利用されている方が増えています。
通帳を持たず、スマートフォンやパソコンで資産管理を行うスタイルは、利便性が高く、日常生活に欠かせないものになりつつあります。
一方で、注意したい点もあります。
それは、「目に見えない財産」であるということです。
通帳のような形として残るものがないため、ご本人以外には、どの金融機関に口座があるのか分かりづらいという側面があります。
もし口座の存在に気づかれないまま時間が経過すると、「休眠口座」として扱われる可能性もあります。
また近年では、不正利用や詐欺のニュースも増えており、大切な資産が思わぬ形で失われてしまうリスクもゼロではありません。
こうした事態を防ぐために、今からできる相続のための対策として、次の2つをご紹介します。
・エンディングノートに、ネットバンキングの利用について記載しておく
・スマートフォンのロック解除方法を、ご家族が分かる形で残しておく
こうした情報があることで、ご家族が必要な手続きを進めやすくなり、大切な資産を守ることにもつながります。
ネットバンキングをご利用でない方も、ご家族と一度話題にしてみるのもよいかもしれません。
「最近こういうサービスがあるみたいだね」といった、さりげない会話からでも十分です。
近年は、目に見えないものが社会を動かす場面が増えてきました。
ネットバンキングもそのひとつですし、さまざまな手続きがデジタル化されていることを実感されている方も多いのではないでしょうか。
便利になる一方で、大切な人に想いを伝える時間や、つながりを感じる時間は、これからも変わらず大切にしていきたいものです。
今年も残すところ、あと数か月となりました。
どうか、身の回りの整理だけでなく、大切な方への感謝や、ご自身への労いの気持ちも忘れずに、穏やかな日々をお過ごしください。
画像提供元:Pexels、他